病院のご案内

豊橋医療センターの理念、基本方針

院長:市原 透
院長:市原 透

開院12年を経過して-豊橋医療センターの今-

国立病院機構豊橋医療センター院長 市原 透

 患者さんやご家族の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?当院は平成17年3月に新築オープンして早12年が経過し順調に発展を遂げつつあります。これも皆様に応援していただいた賜(たまもの)と日々感謝しております。厳しい経営環境のなかではありますが、患者さんの受入に懸命に取り組んできた結果、平成21年以来7年連続してわずかではありますが経常収支は黒字となっております。この間、この黒字を原資に高機能マルチスライスCT2台、最新鋭放射線治療装置、血管造影装置、そして今年度は最新鋭のMRIを導入しました。

~救急車受入は年間3000台超~
 救急医療に全力を挙げて取り組んだ結果、平成27年度の救急車受入台数は過去最高の3106台を記録し、遂に開院以来初めて3000台の大台を突破しました。この結果今秋開院以来3度目の愛知県知事表彰を頂きました。

~新任医師と緩和ケアの拡充~
 当院職員の士気はすこぶる高く、医師は二人分にあたる働きで診療に従事しております。本年度には藤田保健衛生大学内科准教授や呼吸器内科医師、若手内科医師を常勤として新たに迎え入れ、診療機能は一段と高まりました。また緩和ケア部門は平成27年4月に全室個室の専用病棟を増やし計48床としました。これで、全国で最大規模となり患者さんのニーズにお応えすることが一層容易になりました。

~気がかりなこと~
 皆さんは「地域医療構想」という言葉をご存じでしょうか?平成37年を目途に、都道府県が主導で全国の2次医療圏の病床数の大幅削減を計画しているとのことです。たとえば東三河南部医療圏(豊橋、豊川、蒲郡、渥美半島)においては約6500床のうち主に入院を必要とする急病患者受入用ベッドを中心に1500床減らそうとするものです。当院を例にとるとH26年度の総ベッド数414床(現在388床)を大幅に減らし、重症心身障害病棟、緩和ケア病棟を除いて一般診療に使えるベッドはわずか240床余りとする試算です。他の公立病院や民間病院においても大小を問わず大幅な病床数削減が試案に盛られており、ある程度の人口減が見込まれるとしてもこのまま実施されれば地域医療に大混乱がおこる心配があります。高齢者の増加は逆に診療要請や救急要請の増加に直結します。入院を制限して増加する医療費の削減を見込むのでしょうが、救急車の受入や病気のお年寄りの入院が著しく困難になるなど地域医療体制は崩壊してしまう危険があります。

~病気は軽いうち気軽に当院へおいでください~
 当院におきましては、救急や一般診療を可能な限り担うことにより病床削減を最小限にくいとめて診療機能を維持し、ずっとこの先も精一杯住民の皆さんの命と健康を守っていきたいと考えております。
 今般の診療報酬改定で、500床以上の大病院では、紹介状のない初診患者さんは選定療養費5000円以上、再来では2500円以上を余分に支払わなくてはなりません。当院では500床以下で10対1看護基準、出来高払い制を採用しておりますので、外来、入院診療における自己負担は少なくなります。
 これからもより多くの患者さんに当院を利用していただき、今以上に必要不可欠な病院と認めていただければ病床削減の圧力もきっと弱まることでしょう。病気は早期診断、早期治療が原則です。皆さんにおかれましては病気が重くなる前に、是非早めに当院においでいただきたいと思います。

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